12/14(火曜日)

自衛隊最高指揮官としての総理に同行して

 

官邸参事官室 K.N

 

官邸参事官の仕事は、官邸と各省庁との連絡調整を円滑に進めることです。私は6名の官邸参事官の一人として、日々、多種多様な調整業務に汗を流しています。特に総理との接点が大きい業務は、国会の本会議や予算委員会で総理が答弁する際の事前準備ですが、これはまた後日お話させて頂くことにして、今日は私が最近最も印象に残った総理のお姿...自衛隊観閲式での菅総理の様子を少しお話ししたいと思います。

 

自衛隊では、観閲式(陸上自衛隊中心)、観艦式、航空観閲式をそれぞれ3年に1度行っており、平成22年は10月24日に自衛隊観閲式が行われました。朝霞で行われる自衛隊観閲式に、菅総理は自衛隊最高指揮官として初めて臨まれました。

 

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自衛隊観閲式に臨む菅総理

 

観閲式は、約3,800名の自衛官、約240両の車両、約60機の航空機、そして20,000人超の観衆が参加して実施されました。テレビニュース等でも報道され、自衛隊のWebサイトでも生中継されたこの行事、ご覧になった方も多いかと思います。私も今年は官邸参事官として朝霞駐屯地に赴き、総理の後部間近に臨席させて頂きましたが、一糸乱れぬ観閲行進等を披露する自衛官たちの威容には、大変圧倒されました。

 

自衛官、戦車、大砲、航空機等のパレード。そしてハイライトは、やはり最高指揮官たる総理による自衛隊隊員諸官への訓示です。菅総理は「自らの任務に関する知識と技量を十分に持て」「自らが自衛隊員であることを常に自覚せよ」「真の勇気の持ち主であれ」。自衛隊隊員諸官にそう訓示した菅総理は、訓示をこう締めくくりました。

 

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自衛隊観閲式で訓示する菅総理

 

「古より『百年兵を養うは一朝のためにある』といいます。長年の訓練の成果はいざというときにしかも急に問われるものであるということを教える言葉です。緊張感に裏打ちされた持続的かつ真摯な歩みを隊員諸官1人1人が忘れずに、しかも日々実践すること、このことが国民の自衛隊に対する信頼に応える基盤をなすものであることを述べ、隊員諸官がますます任務に精励されることを強く希望して私の訓示といたします。」

 

実は、菅総理は、この前日の23日、「自衛隊殉職隊員追悼式」に参加され、任務遂行中に職に殉じた自衛隊員を追悼されました。「わが国の平和と独立を守るという崇高な任務を全うするとともに、世界の平和に全力を尽くしてまいる」と追悼の辞を述べられた菅総理。そうした思いもこもった観閲式での総理の訓示を、私も、自衛隊隊員一同も、深くかみしめる必要があると思っています。

 



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