12/16(木曜日)

第7話【転換】 諫早湾訴訟、判決受け入れを決断

 

「方向転換の決断までに、菅さんはこの問題とどう向き合ってきたの?」という質問にお答え。現場を歩いてきた写真の数々と共に語ります。

 

 

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   菅総理の大きな政治決断が、下されました。
   国営の諫早湾干拓事業で、湾を仕切っている潮受け堤防の排水門を5年間
   
開くよう命じた先日の福岡高裁の判決。
   これを受け入れ、上告しないことを、昨日15日、表明しました。

 

総理:諫早干拓事業については、その問題点を含めてですね、かなり早い段階から、私なりに認識してきました。かなり足を運びました。

 

   野党時代から、この問題に深い関心を抱いていた菅総理。
   公共事業としてのそもそもの疑問と共に、この堤防を閉め切ったことによる
   目の前の環境破壊、特に漁業被害について、現場の海にも出て、直視して来ました。

 

総理:2500億円、それに付随して、海が汚れるという、あるいは、海流が変化してですね、漁場が汚れるという、この問題に対して、それを改善させるためにどうするかという、あくまでも今回の判決は、漁師さん、つまりは、漁業の皆さんに対するですね、いろいろな悪影響に対しての開門調査を命ずる判決なんですね。

 

   そしてそれ以前に、政治家・菅直人としてずっと考えてきたのが、この視点

 

総理:この問題は、本質的にこういう2500億円もかけた事業が必要だったかという問題がまず第一にあって、私は、無駄な公共事業の象徴だということで、特に野党の時代はそういう主張をしてきました。ですからなぜ、作らないといけないのかと、最初の最初から疑問があるんです。しかし、それは残念ながらもう終わったんですね。

 

   終わった巨大工事。諫早湾の時計の針を巻き戻すことは、もはや出来ませんが、
   判決を受け入れ堤防の水門を開くという今回の思い切った総理の判断は、
   国民が選んだ政権交代の、1つの象徴的出来事です。
   今必要なのは、ここから前に進むこと。
   既にこの干拓事業で農業を営んでいる方々への対応が、非常に重要となります。

   総理は早速昨日、次なる指示を発しました。

 

総理:ですから、今回の開門をしたとしても、その営農には悪影響を与えないようにという、水を導くとかですね、海の水が悪影響を与えないように、そういうことはきちんとやるように、それを指示しました。

 

   どうすればこの地域で、活気ある漁業と農業が共存できるか。
   全力の取り組みが、これから新たなステージに入ります。
 



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