02/15(火曜日)

第15話【外交】 ダボスに響いた「開国と絆」

 

経済界を中心に、世界の要人が集うダボス会議。
そこで菅総理は、こんな特別講演を行いました。

 

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司会者:Prime Minister of JAPAN, Naoto Kan.

 

スイスの山あいの町、ダボス。
ここで毎年行われる世界経済フォーラム(通称ダボス会議)に、先日、
菅総理が出席しました。
メインの特別講演。タイトルは、ずばり「開国と絆」。

 

総理:世界は現在、安全保障の面でもまた経済の面でも地殻変動とも言うべき大きな変化の中にあります。私は今年を「第3の開国」を実現する、そういう大きな目標を掲げたところであります。

 

年明け以来、国内で繰り返し強調している「開国」を、初めて直接、
海外で宣言しました。

 

総理:その具体的な政策の大きな一つが、経済連携の推進です。TPP、環太平洋パートナーシップ協定については、今年6月を目途に交渉参加について結論を出します。

 

アピールのポイントは、単なる経済的な開国の後追い
宣言ではなく、他国の先を行くような、進化した形の
開国であること。キーワードを、総理は敢えて日本語のまま
紹介しました。

 

総理:私はこの開国と同時に、人と人との間のつながり、日本語では「絆」という表現をいたしておりますけども、不幸に陥った人を家族だけでなく、政府やボランティアも協力して、社会全体で包み込むことが必要なのです。

 

もう一つ、スピーチの中で力説したのが、開国と両立させる、
日本の農業再生の未来図。

 

総理:このダボス会議でも、2日前に日本食のフェアが開催されたとお聞きしております。楽しまれた方も多かったのではないでしょうか。
実は日本の農業は生産高でみますと、世界で第4番目に位置をいたしております。日本の食文化が、この魅力が世界に広がることによって、日本の農業も、成長産業として再生することができる。これが私の考え方であります。

 

講演だけではありません。
有識者12人との意見交換会、各国の経済人らと質疑応答、
さらに合間を縫って、個別の対話も。

 

菅総理のスピーチを聴いた参加者達は...

 

参加者:I love the personality of your PM. We will wait to see him next year.
     (菅首相の個性、好きですね。来年も(ダボスで)待ってるよ)

 

質問:最小不幸社会という発想をどう思った?

 

参加者:It's great. That's what we all want. And I like his approach.
     (素晴らしいわ。私たち皆が望んでいることよ。彼のアプローチもいいわね)

 

総理:私は日本の総理大臣として決意を表明し、私の講演を終わります。ご清聴、大変ありがとうございました!

 



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