KAN-FULL TV

08/29(月曜日)

最終話【全力】「最後の1日まで」... 退任直前の取り組みと、これから

 

退任表明会見を終えた後、「自分の責任」と福島に出向いた菅総理。僧侶・玄侑宗久氏(復興構想会議委員)の"あの言葉"を、以前訪問先の被災地にも書き残し、今、退任後の責任の取り方としても実践していこうとしています。

 

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<8月26日 退任表明会見>
総理:本日をもって民主党の代表を辞任し、そして新代表が選出された後に、総理大臣を辞することといたします。

 

   退任表明会見の翌日。菅総理が向かった先は...福島でした。

 

<インタビュー>
総理:「5年とか10年とか、あるいはさらに長い期間ですね、帰ることが難しい所もあり得る」という厳しい話ですので、(次期総理ではなく)私の段階できちんとお伝えしておくことが、3月11日に総理大臣としていた者の責任ではないかと、こう思って行ってきたわけです。

 

<8月27日 福島県庁で総理の話を聞き終えた佐藤知事>
知事:県民にとっても本当に辛い、重い話をされました...

 

   この知事の言葉の背後にあるもの――総理は、震災後6回の福島訪問で、
   たくさんの避難者の方々と直接話をしてきました。

 

KAN-FULL TV18話より――福島の避難所で、総理に直訴する方々>
女性(泣きながら):家に帰りたい...

 

男性(物静かに):出来るだけ"近い"(帰れる)富岡町にしてください。今は、アメリカよりも遠いんですよ...

 

<インタビュー>
総理:全員がですね、「以前の生活に戻りたい」「以前の場所に帰りたい」と、本当に強い希望を口々に言われていました。そういう人たちの顔を思い起こすとですね、(長期間帰れない所もある、という県知事への)今日の報告は、非常に辛い部分も率直なところ、ありました。

 

<再び、8月26日 退任表明会見>
総理:最後の一日まで、この(原発事故)問題に力を注いでまいります!

 

   辞任会見でのこの言葉通り、ここ数日だけでも、
   放射性物質による汚染対策について、
     ●司令塔となる組織の設置や
     ●今後の基本方針の確定
     ●予算支出の閣議決定
     ●汚染された瓦礫の処理を国の責任とする法案の成立。
   更に、
     ○原子力行政を改革する準備室のスタート
     ○再生可能エネルギー促進法の成立
     ○国と地元の行政責任者らが一堂に会する「復興再生協議会」の初会合
   ――など、政策は着実に進んでいます。

 

8/25(木)・「放射性物質対策"連絡調整会議"」始動
           ...《省庁横断》の司令塔
  26(金)・「"除染実施基本方針"」決定
           ...2年後に線量50%減、等
       ・"除染費用2200億円"の支出を閣議決定
       ・「放射性物質"環境汚染対処特措法"」成立
           ...汚染がれきは《国の責任で処分》、等
――――――――――――――――――――――――――――――
8/26(金)・「原子力安全規制"組織等改革準備室"」設置
           ...《原子力安全庁》(仮称)の発足準備
       ・「"再生可能エネルギー促進法"」成立
  27(土)・「原子力災害からの"福島復興再生協議会"」

 

<インタビュー>
総理:各担当大臣も、現場の色々やってくれている役所のみなさんも私と一緒にですね、とにかく最後の最後までやるところまでやって、「バトンを渡すところは近くに見えてきたけども、きちんと渡すまではしっかり走っていよう」という雰囲気で、みんな仕事をしてくれています。

 

   被災地のボランティアセンターの寄せ書きに、こんな言葉を記していた、
   菅総理。

 

<6月11日 岩手・釜石市 ボランティアセンター
壁の模造紙に書き込む総理――その言葉は『決然と生きる』>

<インタビュー>
総理:この事(東日本大震災)を総理大臣として経験し、それに対して色々と対策を打ってきた責任者として、総理という立場を辞めたからといって、一切責任はなくなりましたという事ではない。いろんな被災者の皆さんの声を、今度は総理という立場ではありませんが、現地にこれまでと同じように、時折足を運んで話を聞いて、伝えるべきところに伝えていきたいなと。こんな風に思っております。

 

   これまで27回にわたってお伝えしてきた、KAN-FULL TV。
   この第28話が、最終回となります。

 

<インタビュー>
総理:このKAN-FULL TVを見ていただいた方には、私がどんな思いを持ってどんな活動をしているのか、かなり分かっていただけたんじゃないかなと思っています。熱心に見ていただいた皆さんに、本当に心から、お礼を申し上げます。

 

   -ありがとうございました-

 



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